個人の投資信託が実は増えていなかった重大なミス!

toushishintaku_kojin

報道を見てご存知の方も多いと思いますが、
日銀が経済統計の集計において、
30兆円もの過剰計上をおこなっていたことが明らかになりした。

 

計算ミスと言い訳できるような金額ではなく驚きしかありません。

重要なのは計算ミスしていたのが、
「家計保有額」だったこと。

 

景気動向を図る一つの指標ということに加え、
貯蓄から投資の動向を見ていくためにとても大事なものですが、
それが間違っていたのです。

 

報道によると、
改定前(計算ミスの状態)では、
2012年から2017年までは増加に推移していたことになっていたのですが、

改定後は、
2012年から2014年まで増加した後、すでにピークアウトしており、
2017年は低下していたということになるそうです。

 

計算ミスした理由は、
ゆうちょ銀行自体が保有している投資信託を
個人保有のものだと誤って計算してしまったそうです。

理由が何であれこのミスはありえません。
インフレを主導している日銀によるこのようなミスはとても重大だと思います。

 

それにしても、
日経平均や新興市場が堅調な動きを見せるなかで、
2014年にピークアウトとしているとは意外でした。

金融庁が必死になって積立NISAを推進しているのには違和感がありましたが、
こういった実態を反映したものが影響していたのでしょうか?

 

ここ最近の国内景況感は鈍化の動きも見せています。
それを裏付けるようなデータにもなると思うのでちょっと心配です。

 

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